マンションを購入することは決して悪いことではなく、だからと言って、ものすごく良いことでもないモノなのかもしれません。
隣の芝生は青く見えるモノで、雨後の筍のように生える?マンションってどうなのでしょう?
「どうせ買うなら新築で!」とおっしゃる方が多いと感じられるのですが、これも考え方次第。新しい方が誰の手垢も付いていませんから、その点は新築の方がいいですが、使い勝手とかを知るには、中古のほうが分かるというもの。
新築は価格も高いですから。
購入したマンションの価格が下落するのはそれなりの理由があるわけで、中古マンション価格が上昇することもあるわけで、時間の経過だけでマンション価格が下がるというのもおかしな話。
周りの環境もあるでしょうし、そのマンションの自体の価値にもよるのでしょう。
どうせ購入するのならば、資産価値の下がらないマンションがいいですよね。
買った途端に評価額が下がるようなマンションではどうかと思う次第。
で、FPとして住宅ローンを組むときに思うこと。「そのマンションを購入してどうなるのか?」と言うことをあまり考えていない方が多いみたい。
マンション購入が最終目的になっている方が多い感じがするのですが、考えようによっては、雨風をしのぐ場所がマンション。雨風を凌ぐ場所を最終目的にするってのはどうなんでしょうかね?
ほんとに人それぞれですから、何とも言えませんが、頭金は多ければ多い方がいいし、住宅ローンの返済年数は短ければ短いほどいいと思います。
頭金など無くても購入できますし、住宅ローンだって35年とかの長期で借りたって何の問題もないわけですが、できるならば、頭金をたんまり用意しておいたほうがいいし、住宅ローンの返済期間など短ければ短いほどいい。
ただ、頭金を貯めている間に、金利が上昇したり、優遇税制が変わったりしかねませんから、頭金を貯めることが絶対だとは言えません。もちろん、欲しいと思う物件がなくなってしまうこともありますから。
しかし、金利が下落したり、優遇税制が更に良くなるかもしれませんので、貯めておいたほうがいい場合もある。この辺は何とも言えません。
「これ以上金利は下がらない!」と言われてから下がわ下がわで大騒ぎをしましたから(笑)
いろいろと述べてきましたが、それぞれの考え方ですので、結論はあなた自身が出すべき。
私が申しげたいのは、マンションを持つことだけを最終目的にして欲しくはないと言うことだけ。
そのマンションに暮らしたその後の生活を想像してご購入を!