ぽんぽん・ぽこぽこと花火の如くミサイルを打ち上げる北朝鮮。
何の目的があって打ち上げているのかは知る由もありませんが、人が嫌がることをやり続けると言うのは、協調性がないレベルの話ではなく、残念であり面倒。
どんなに残念で面倒であっても、私レベルの人間では何も出来ませんから、動向を見守るしかないわけです。特別なルートでもあれば接触を試みますが、私の持っている特別なルートは、定食屋の割引券を人より多くもらう程度。箸にも棒にもかからない特別なルートしか持ち合わせておりません。
で、こういうニュースに触れるたびに「排他的経済水域ってなんだ?」と言うことと「北朝鮮ってお金があるなぁ」と言うこと。
排他的経済水域ってご存知ですか?私は200海里だということくらいしか分かりません。そもそも200海里ってなんなんだ?という話で、小学校の時に習った覚えがなんとなく記憶の奥底に程度。
そこで「排他的経済水域」を早速コトバンクで調べてみた。すると世界大百科事典 第2版の解説の中で次のような一文がありました。
資源利用その他の経済活動の面では領海に同じく,航行,上空飛行その他の国際コミュニケーションの面では公海に同じという性格をもつ。
日本の領海ではないが、資源利用その他の経済活動の面では領海と同じであるということ。
言うなれば自分の敷地内ではないが、目の前であると言うことなのでしょう。
国際ルールがあるのだから、国際ルールに則って行動すればいいのに……と思うし、国連はこういうときのためにあるのでは?と思うのだけれども、なかなかどうなんでしょう?
そこで、国連の権限というものを調べてみると、国際連合広報センターというところに「任務と権限」というモノがありましたが、ほとんどが「勧告」を行うということまで。
そこでこの「勧告」という言葉も、漠然としか分かっていませんので、調べてみました。
勧告とは、相手方がその内容を自発的に受入れることを前提とするものであって,相手方を拘束する力までもつものではない。(出処 コトバンク ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説)
こんな言い方をしてしまうと元も子もないと言うことになりますが、強制力のない綺麗事を並べるお飾り?もちろん、国連を責めるのはお門違いです。人が嫌がるミサイルをパンパン・ポンポンと打ち上げているのは北朝鮮なのですから。
まぁ、私が考える程度で何らかの変化が起きるようならば、頭の良い方々がもっと考えていらっしゃるでしょうから、こんなに悪くなっちゃいないと思いますので、考えるだけ無駄なのかもしれませんが……
で、もうひとつの疑問である「よく金があるなぁ」と言うこと。国民に与えるお金はなくとも、ミサイルを発射させるお金はあるということなのか?すると、そのお金は何処から出てくるのか?ってことになりますが、どちらにしてもミサイルを発射させるだけの資金はあるということ。
まぁ、科学者とかは拉致っているのかもしれませんし、麻薬などの密輸の噂やニセ札作りの噂もあります。
スーパーノートなる100ドル紙幣は、本物と見分けがつかない代物にまで出来上がっているとか……
スーパーノートとなると思い出すのが、ルパン三世「カリオストロの城」。宮﨑駿監督の有名作品です。国家絡みでのニセ札造りをルパン三世と銭形のとっつぁんで暴いてしまう話。
暴き方が面白く混乱に乗じてニセ札工場に潜入しTV中継をしてしまい国際警察が捜査を開始するというモノ。
実際にこんなことをしても、国際警察に逮捕権などが実際にはないため、やはり国連が勧告をすることくらいしか出来ないのでしょうけど……。
国単位で他国が嫌がることをしてしまうと、どうにもならないというのが実際のところであるようで、勧告をしようが非難をしようが、相手が何とも思わなければどうにもならないということなのでしょう。