けせらせらFP事務所

問題は解決されるために生まれてくる!

徒然日記 経済

マイナス金利ってヤバイんだろ?

マイナス金利ってヤバイんだろ?

「マイナス金利ってヤバイんだろ?」
いきなりこんな言葉を投げかけられても、「あんたの方がヤバイだろ?」としか言いようがない。

「オレはやばくないよ。ヤバイのはマイナス金利だって。だって、マイナスなんだぜ!」
マイナス金利政策を行わなければならないのだから、ヤバイといえばヤバイのかもしれないけど……

「でも、何がヤバイんだ?銀行にお金を置いておくと、勝手に減らされちゃうのか?」

実際にあった知人と会話です。
マイナス金利は「マイナス」って言葉がついていますから、悲観的に捉えられてしまいがちですが、もし、ヤバイ金融政策ならば、円高にはならないでしょ?
世界の投資家が世界がヤバイから日本円を買っておこうってことで、円高になっているのでしょうから。

ヤバイ

マイナス金利政策をしないとならないほどの日本経済だということは、真摯に受け止める必要はありますが、マイナス金利だという「薬」だと考えてはどうでしょう?
「薬」と言っても「感冒薬」、ひらたく言ってしまえば「風邪薬」

バシッとハマれば、風邪を治してくれますが、ハマってくれないと風邪をひいたまま。
治るかどうかは運任せ!というよりも、風邪には栄養と睡眠だと言われていますから、栄養と睡眠をとっての風邪薬。
もちろん、何もせずに風邪薬だけを飲めば、胃がやられてしまうかもしれないし、全く効き目が感じられず、風邪を悪化させるのかもしれません。

マイナス金利政策なんて、こんなものでしょう。
マイナス金利政策だけでは、効くかどうかは運任せ。
風邪を治すときの、栄養と睡眠のようなものがないと、日本経済が良くなり、「マイナス金利は効き目があったね!」とはならないということでしょう。

ですから、マイナス金利自体が「ヤバイ」ということはなく、マイナス金利を受けての日本経済が、他に何も手を打たなければ、ヤバイことになることもある程度の話であり、ヤバイことは起きないだろうということは、為替が教えてくれているのかもしれません。

コメントを残す




CAPTCHA


このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

関連記事