プライマリーバランスの黒字化は国際公約?目的ではなく手段なのでは?

日本のプライマリーバランスの黒字化が2020年でも厳しい状況となっているようですが、だからって大騒ぎするようなことなのか?それとも知らず知らずのうちに、日本の財政が悪化の一途を辿っているのか?その辺を少し簡単に。

プライマリーバランス黒字化 厳しい状況に

簡単にプライマリーバランスと言うモノを考えておくと、大雑把に言えば収入と支出の差額であり、収入が多ければ黒字であって、支出が多ければ赤字だということ。
プライマリーバランスなどと言うから難しく聞こえるだけで、収入と支出の関係だと言えば簡単な話。日本語だって「基礎的財政収支」というモノがちゃんとあるのです。まぁ、この「基礎的財政収支」と言われても難しいのは難しいですが……。

現段階で収支の黒字化となる試算できないのですから、達成は厳しいのでしょう。支出ばかりが増え続け、収入が増えない状態ならばそれも当然。では支出を減らすと言っても、何を減らせば良いのでしょう?無駄なモノはたくさんあると思いますが、民主党政権時代に何も出来なかったに等しい「仕分け」。バラまきが大好きな自民党にできるはずがないと思うのは、私だけではないはず。バラまきが良いとか悪いとかの話ではないのでお間違いないように。

ならば収入を増やす!となれば、税収を増やすということは増税です。消費税が10%になった上に、更なる増税がやってきたのでは、国民が消費をしなくなって更に税収が落ち込むのでは?

で、政府がプライマリーバランスの黒字化を2020年に達成目標としたのは国際公約したと言いますが、こんなモノを達成するのは簡単なことで、支出をゼロにしてしまえば良いわけです。後先かまわずやってしまえば、間違いなくプラスです(笑)
ですが、こんなことを日本国民は望んではいないし、国際社会だって望んではいません。

これはダイエットと同じようなことなんです。ダイエットをするために糖質制限でお米を食べない!と宣言したのですが、どうしてもお米を食べずにはいられない。だからお米を食べたからと言って責められる。別にダイエットが目的ならば、糖質制限だけがダイエットではないし、他に効果があるモノがあれば、お米を食べても良いわけです。もちろん、お米の量を減らして、他に運動をしたり、規則正しい食生活にしたりとやることはたくさんあるのでしょうが、いつの間にかダイエットが目的ではなくなり、お米を食べないことが目的に変化しているような状態。似ていると思いませんか?

日本国民の生活が安定し、日本経済が活発に活動することが国際社会にとってプラスですから、国際社会だってそれらを望んでいるのであって、そのためには、「プライマリーバランスの黒字化が必要なんじゃないの?」程度です。他に日本経済が活発化して世界に貢献できる手段があれば、プライマリーバランスに拘ったりしないはずです。
先程も申しましたように、プライマリーバランスだけを黒字化することなんて簡単なのですから。

もちろん、プライマリーバランスが均衡していたり黒字化することが望ましいし理想ですが、拘る必要もないだろうと思うわけです。「国際公約だから守らないと、国債暴落など大変なことになる」と言われ方もいらっしいますが、そんなことだけで日本国債が暴落するような形ではないと思われます。
日本国債の買い手は日本国民に今は日銀。ですから暴落するようなことはあまり考えられないのですが……

仮に信用が落ちたところで、日本に変わるだけの信用を得られる国が国際社会の中で存在するのか?って話です。なかなか難しいと思いますから、プライマリーバランスだけに拘らずに、日本経済を活発化させることを重点に考えて行くことが望ましいのではないかと思うのです。

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