けせらせらFP事務所

問題は解決されるために生まれてくる!

徒然日記

トランプ米大統領が生み出す産物

トランプ米大統領が生み出す産物

トランプ米大統領が暴れまわっていますが、経済の変化も出てくるのでしょう。
我々にできることは何なのか?米国国民でもなく、受け身で米国発の何らかの状態を待つだけなのか?
受け身であることに違いはないのでしょうが、人事を尽くして天命を待つ状態でなければ流されてしまうだけ。良い方向に流されれば良いのですが、悪い方向に流されるのが市民。
それは、人事を尽くさずに天命を受けてしまっているからなのでしょう。
少しでも荒波に耐えるにはどうしたら良いのかを考えておきたいと。

最初、トランプ米大統領には期待をしておりました。正直、こういう人間でないと世界の流れを変えられないと考えていましたが、私のような凡人の考える以上のやり口について行けず受け身にならざるを得ないだろうと思う次第。

何処に期待をしていたのかというと、実体経済を伸ばそうという発想。最初は金融経済を潰すくらいの勢いがあったのですが、メキシコとの壁や輸入関税の陰で、金融経済も伸ばそうという政策を取っていたことに失望。

実体経済を保護貿易で伸ばして、金融経済も伸ばそうという腹なのかもしれませんが、昔から「二兎追うものは一兎をも得ず」と言います。何かを得ようとすれば何かを捨てなければイタズラに溢れてしまうだけ。
これ以上金融経済の拡大を狙えば、実体経済との乖離幅が大きくなるだけ。
そして、ここまでの状況を振り返ってみれば、「金融経済が実体経済を潰していた」と言うことが確認できると思います。

日本のバブル経済の崩壊は何が起こったあとでしたでしょうか?
米国のリーマン・ショックは?そしてブラックマンデーはどうでしたでしょうか?
すべて金融絡みだということが確認できると思います。

ついでに申し上げれば、アベノミクスで必死に金融緩和政策をとっていますが、金融緩和政策だけで景気の浮上はできないと認めたようなものです。

実体経済と金融経済の乖離が大きくなれば大きくなるほど、バブル状態となり弾けたときの衝撃が大きくなって実体経済に影響を与えてしまうのでしょう。

では、一般市民レベルでどんな対策が取れるのか?と言うことになりますが、「毒を食らわば皿まで」ということわざに倣うしかないのでしょう。
金融経済を伸ばそうとするのならば、実体経済にしがみつくこと無く金融経済に飛び込むしかない。
ただ飛び込めば餌食にされてしまうだけ。耐えうるだけの知識を身につける必要があると思われます。

金融経済はある意味ババ抜きと一緒。最後にババを掴まされた人間の負け。ババを掴まされないような知識を身につけ、世の中の流れを眺めておく必要があるのでしょう。

良いとか悪いとかではなく、流れに乗るかどうかの判断だけ。流れに乗らずに取り残されるか?流れに乗って加速度的に前進をするか?それは各々の考え方次第。
何もせずに取り残されることだけは避けたいものです。

コメントを残す




CAPTCHA


このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

関連記事