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ぼったくりの保険商品?にダマされないために……

ぼったくりの保険商品?にダマされないために……

 

「保険を購入しない家計」を基本的に考えているので、保険商品があまり好きではない立場であるということが前提です。しかし、現状の家計では保険を掛けておかないと危険だと数字が言っていれば、足りない部分を補わなければ無謀だと考えております。
ですから、家計で足りない部分を補うのが保険であって、保険ありきの家計ではないという考え方。これが大前提。

ぼったくり商品にダマされるな!「買ってはいけない保険」全実名

現代ビジネスに出ていた記事ですが、ぼったくり商品って(笑)
手数料部分が開示されていないからぼったくりだとかってちょっと怖い。どう考えたって、一等地にビルを持っている保険会社なのですから、相当な手数料を得ていることは想像に難しくないでしょう。
まぁ、保険屋さんが利益をあげるのは、手数料だけじゃないですから、一概に法外な手数料を頂戴しているとも言えないんですけど。

「『公平・中立』を装いながらも、生保会社から受け取る手数料の高い商品を優先的に売っているショップが少なくありません。中でも多額の資産を持っている中高年を狙って、手数料欲しさに高額の個人年金保険を売りつけるケースが目に余る」(前出・金融庁関係者)

 

高い手数料を貰える商品から売るのは、営利企業としては当たり前だって言えば当たり前。利益の上がらないことをやっているのは営利目的の企業とは言えませんから。
そういうところまで理解した上で購入してみては?

例えば、飲食店などで考えたらどうでしょう?同じ食材を使っていても、お店によって価格が違います。そこにはサービス料やさまざま諸経費などが乗って、そして利益が乗ってくるため、同じ食材を使っていても各店舗によって価格が違っている。
しかし、ちゃんと利益を出していないとお店は成り立っていかないわけで、どんなに安い価格で設定されていても利益は出ているわけです。

保険契約

「ダマされるな!」と注意をするのはいいと思います。注目をすればそれだけ情報が出てきますし、この「ダマされるな!」という表現が「注意しましょう」では、不思議なモノで注目度が下がる(笑)

ようは、自分できちんと調べてご覧なさいよってことでしょ?自分で調べて、自分で納得したモノを購入すればいい話。もちろん保険は高い買い物ですから、ダマすようなことがあっては困りますが、販売側はダマしている認識はありませんでしょうし、ダマしてもいないのでしょう。定められている最低限の方法で販売をしているのですから、法的にも問題はないはず。
しかし、購入者側からすれば「ダマされた!」という感覚になってしまうのは、販売者側と購入者側の知識量の差。

販売者側は定められたところまでの説明をしているでしょうから、購入者側に歩み寄っています。しかし、購入者側としてみれば、「すべて端的にメリット・デメリットを説明すべき」で、自分にとって不利な状況になれば「聞いてない!」となってしまう。
それは仕方のない事だと思います。
長い説明をされ、しかも全体の話を10とすればメリット9に対してデメリット1くらいの割合ですし、疲れた頃にデメリットの話しをされても覚えちゃいない。
「もう、さっさと終わってくれ!ハンコを押すから、説明地獄から開放してくれ!」となって、デメリットの説明などほとんど聞いちゃいない(笑)

ダマされた……とならないようにするには、どうすればよいのか?

知識を得るのが一番でしょうが、面倒ですよね。高価な買い物であっても、相手を信用して購入してしまうもの。信用のできない相手からは、どんなにメリットがあっても購入しないでしょうから、高価なモノを購入しているというよりも、相手を信用する代金が高額であり、そこに商品がついてくるような状態だと思われます。
だから自分に不利な結果が出てくると「アイツを信用して買ったのにダマされた!」となるわけでしょ?

知識を得るのが面倒ならば、極論になるかもしれませんが、相手を信用しなければいいのです。信用したフリをすればそれでいい。その辺は大人の対応でいかないとなりませんから。販売者側からすれば、あなたは多数の購入者の中の1人であり、あなたにとっては1対1の関係であっても、販売者側は1対多数だということを忘れずに接すれば問題ないでしょ?

それと、資産運用と名のつくものに「安全・確実」なモノなど殆ど無いってことを忘れちゃならんってこと。
少しでも有利なことをしようとしているのですから、リターンを得ようとしているわけなのですから、リターンと同等のリスクを背負っている認識する必要があるのでしょう。

そして、お金の流れを考える。これが大切です。
お金の流れているところに人は集まります。そのお金の流れを知れば、「何故、この商品を勧められているのか?」ということが分かるのでは?

ダマしたとか、ダマされたとかっていうのは、聞いていてもあまり感じのよいものではないです。ダマされるのは嫌ですし、感じが悪いですしね。
「保険は自分に足りない部分を補うモノ」と考えておくのも、不必要に手を出さずに済むかもしれませんよ。

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