ふるさと納税って、時代が時代ならば大変なシステムですよね?

ふるさと納税をやっていますか?
このシステムを考えだした方は、素晴らしいアイデアマンだと思っています。すべてが上手く回るシステムなのですから、上から目線的に「最強の称号」を与えてしまっても構わいのでは?と思っているのは私だけではないはず。

ある一点を除いて……

そもそもふるさと納税とは、住民税を自分の住んでいる自治体に納めるのではなく、他の自治体に納めること。
納めてもらった他の自治体は、他の住民から貰っているのですからお礼を差し上げる。
自治体は御礼の品を地元で用意しますから、地元の産業の活性化になり、産業からの税金も増える。
自分の住んでいる自治体に税金を納めても何も貰えないけど、他の自治体に納めれば返礼品が貰えるのだから、どうせ納めなければならない税金ならば、少しでも品物に変えるのが賢い方法。
みんなにとって、ありがたいシステム。

ある一点を除いて……

返礼品調達費は寄付の38% ふるさと納税、全国平均で

素晴らしいシステムだとは思うけど、ネーミングには疑問。寄付という概念から外れているし、時代が時代ならこんなシステムは戦になっている話。

よ~く考えてみて下さい。江戸時代に自分の藩に年貢を納めず、隣の藩に納めてしまったとなれば、どうなっていたでしょう?幕府がそんなことを奨励していたとなれば、「ふざけんじゃねぇ!」って話で戦ですよ、戦(笑)。
それが、平成の時代では、国が奨励しているのですから、徳川家康が聞いたらびっくり仰天でしょう。

徳川家康がびっくり仰天しても、時代が時代なのだから仕方がない。このふるさと納税というシステムって、全員見ているところが違うのだと思うのです。
ふるさと納税というモノに登場するのは、国・流入する自治体・流出する自治体・返礼品の業者・流入する自治体の住民・流出する自治体の住民・ふるさと納税をやる人。

国としてみれば、全国の自治体に格差が生まれないようにしたいという主旨があると思われます。
流入する自治体は、とにかく税収を増やしたい一心。どんな手であっても1円でも増えれば、全く問題がないのでしょう。
流出する自治体は、流出を止めたいけれども、住民に訴えるしかない。
返礼品の業者は、ふるさと納税のお陰で売上が上がるのですから、ふるさと納税バンザイ!
流入する自治体の住民は、行政のサービス向上になるのですから、ふるさと納税バンザイ!
流出する自治体の住民は、自分の自治体の収入減なのであり、行政サービス低下に繋がる恐れがあるのですから、喜べるモノではない。
ふるさと納税をやる人は、どうせ納めなければならない税金が品物に変わるのですから、運用面から考えればふるさと納税バンザイ!
こんな感じなのではないかと。

ある一点とは、流出する自治体とその住人。
問題解決のためには、もう返礼品を3割におさえる要請だけではなく、ふるさと納税の計算方法はそのままでも、上限を5万円とか10万円までとしてしまうことも必要なのではないかと。

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