けせらせらFP事務所

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お得感を求めて損をする

お得感を求めて損をする

私の嫁が意気揚々と買い物から帰ってくるなり話しかけてきました。
「スーパーに行ったら、アイスが3個で250円で売ってたから、9個買ってきちゃった!凄いお得よね!」

息子がスマホを眺めながらブツブツと言っていました。
「あと300円で送料が無料になる。う~ん、これも買っておくか……」

娘が大きな紙袋を抱えて帰ってきて、ニコニコしていました。
「服が全品3割引きだったの。持って行ったお金で欲しい服を全部買っちゃった!ものすごいお得!!」

私は何故かすべての対応にため息のみ。言いたいことを言ってしまえば、家庭内村八分にあってしまうので、グッと我慢(笑)

何を言いたかったのか?ですが、まず嫁には「4人家族で9個も買ってどうすんの?冷凍庫に保存スペースが余っている?1個だけ単品で普通に買えば良いでしょうに……。250円と120円を足しても370円なのに、9個も買えば750円だよ。間違いなく損しているよ」

そして息子に言いたかったのは「その最後に買おうとしているやつって、本当に必要なの?使わないで放置しちゃうんじゃない?家の中の場所を物置として使うだけでも、それは経費がかかっているってことなんだよ。送料がいくら掛かるか知らないけど、ゴミとして出して料金を余計に取られるようなモノじゃないの?普通に送料を支払ったほうが、総支払額は抑えられるんじゃない?」

娘には「そんなに服を買って、全部着るの?身体は1つしかないんだよ。3割引きでお得だったかもしれないけど、本当に欲しいモノだけを購入すれば、財布がカラになるなんてことはないでしょうに……本当に欲しいものだけを3割引きで購入すればお得だけど、余計に買ってしまって支出額を多くしちゃうなんて、君は間違いなく嫁の娘だよ……」

別に買いたいものを買うのは良いのですが、「お得感」という言葉に弱い家系のようで、お得感を求めて出費を拡大させ余計なものまで購入してしまう、なんとも不思議な家系であって家計。

満足をしているのならば幸福感があるので良いのでしょうが、結局のところお得感を求めて実質的に損をしているって……我が家に貯金がないのも頷ける(笑)

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