世界各地で異常気象となっているようです
日本でも水害が多く、異常気象での被害が身近な存在となっています
この異常気象の要因のひとつに「温室効果ガス排出」ということがあるとかないとか
温室効果ガスの排出を少なくできれば異常気象も防げるということなのでしょう
本当に原因かどうかは分かりませんが
そのように言われているので二酸化炭素の削減は世界中のテーマとなっているのでしょう
そこで出てくる「炭素クレジット」
ご存じの方も多いでしょうが、「炭素クレジット」の説明が
一般財団法人環境イノベーション情報機構に出ていたので引用
炭素クレジット
一般財団法人環境イノベーション情報機構
タンソクレジット 【英】Carbon Credit [同義]カーボンクレジット
先進国間で取引可能な温室効果ガスの排出削減量証明。「排出枠」、または単に「クレジット」ということもある。
地球温暖化防止のため、先進国は京都議定書に基づいて、CO2の排出量上限を決めているが、自国の排出削減努力だけで削減しきれない分について、排出枠に満たない国の排出量を取引することができる。この排出量を企業間や国際間で流通するときに、クレジットとして取り扱われ、その取引単位は、1t-CO2。
別にケチをつけようといわけではないのでが、
温室効果ガスをゼロにすることが目標なのに
上限に達していない部分を売買するってどういうこと?
うがった目で見てしまうと
「上限まではみんなで温室効果ガスを排出しよう!」
そんな風に聞こえてしまうのですが
完全な原因かどうかも分からないところで
上限の数字に抑えれば
地球温暖化等を防げるの?
上限まで各国が排出をして
何ら問題は無いの?
その辺のことは調べた限りでは
何処にも記されていません
にも関わらず、使わない排出部分の枠を売買出来るって
それって地球に優しいことなの?
目的が違うところに移っていませんか?
目的は温室効果ガスゼロであって
上限まで排出してもいいってことではないのでは?
最後に「温室効果ガス」とは何だ?
と、思っている方もいらっしゃるかと思いますが
気象庁のHPに記載されていました
人間活動によって増加した主な温室効果ガスには、二酸化炭素、メタン、一酸化二窒素、フロンガスがあります。
気象庁:温室効果ガスの種類
目的が変わってしまうと、終着地点も変わってしまいます
目的をはっきりと持って
何事にも対応をして行きたいものです